私が生まれて初めて入院した時の出来事です。
病名は椎間板ヘルニアで
手術も初体験でした。
退院までの闘病記をごらんください!

画像をクリックしてみてね!!!

     

2005年12月22日(木)この日も寒かった・・・

いつものように仕事をしていて激痛・・・ 翌日、病院にて診察。MRIを撮影したらなんと!椎間板ヘルニアの診断・・・ヘルニアがはみ出て下にたれている。しかも痺れがあるので手術しか回復の手段なしとの事。そして・・・
翌年の1月7日、奈良県下の某病院に入院する・・・

          


2006年1月10日(火)入院!

明日、とうとうヘルニアの手術の日がやってきた。想いおこせば昨年の12月23日が悲劇の始まりでした・・あの激痛からちょうど20日。明日で痛みと痺れから開放される・・・ハズ・・・
とにかく明日は生まれて初めて切り刻まれます。準備オッケー!!おやすみ(v_v)zzz


1月11日(水)手術!!

とうとう待ちに待ってた?!手術の日がやってきました。回診が終わり手術着に着替えました。写真のようなものです。左腕には患者識別用のタグをつけてます。あとは点滴しながら呼ばれるのを待つばかり。歩きで手術室に入る予定。全身麻酔なので麻酔をかけられてものの数秒で意識がなくなり目覚めた時には終わっているとのこと。あー、この待ち時間がつらいのよね(T_T)


1月11日(水)午後から12日(木)手術おわった!!

昨日無事に手術おわりました。麻酔は効き始めて18まで数えましたがそこで記憶がなくなりました。次に目が覚めた時にはICUにいてました。右腕には点滴、左腕には血圧計、胸には心電図、前にオシッコの管、背中には傷口からの出血の血抜きの管・・えらい状態が朝まで続きました。朝までに点滴の本数は10本ぐらいかな。時間がたつにつれて心電図が外され11時には全てが外され11時半には早速リハビリが始まりました。そして歩行機を使って歩けるまでになりました。
なんて早い・・・ 手術して24時間経たないうちに歩けるなんて・・・ 傷口の痛みもないし、あとはリハビリですな。


1月13日(金)

手術が終わって二日、既にリハビリも始まり安定した入院生活を送っています。
今の日課は朝と夕方の点滴と午後にリハビリがあるぐらいです。
あとは三食昼寝付きの生活です。
自主的に行動し早く復活できるように鍛えよう!!


1月14日(土)内視鏡・・・

今日、先生に手術の際の内視鏡の映像を見せていただき、コピーさせていただきました。とりあえずこんなんです。詳しくは画像をクリックしてみて下さい。


1月15日(日)結婚記念日!!本日休業

タイトルのごとく、私が入院している病院は休みです。σ( ̄▽ ̄;) しかも明日の月曜日も休み連休です、毎週。市立病院だからかな・・・ 外来だけですよ休みは。念のため(-.-;) だから日月はリハビリないので暇です。
ちなみにこの日は10回目の結婚記念日でした。記念すべき10回目を病院で過ごしました。


1月16日(月)回診号

今日も病院は休業です。でも回診はあるみたいでいつもどおり消毒とガーゼ交換がメニューです。今日の一枚はその時ついてくる回診号です。彼(彼女?)はまるで車内販売のワゴンにも勝るとも劣らず満ちくりんです。いろんな大きさのガーゼに薬。巨大なピンセットに4つの引き出し。んー、院内救急車ってとこかな。これにカルテとか資料を乗せたワゴンがもう一台の二台体制と看護士一名、医者一名で回診は午前9時スタートで始まります。


1月17日(火)開放・・

今日からまた普通の入院生活です。回診で半分抜糸をしました。明日に残りの半分を抜糸との事。動く場所だからだそうです。そして今日のリハビリで歩行器なしでの歩行の許可がおりました。なんと階段もいいとのこと。歩行器無しで歩いてみると普通に歩けましたが若干筋力が落ちてるように感じましたので気をつけて歩かないとこけたらえらいことになりそうだ。筋トレしないとな・・・ そして点滴も本日最後でした。手術の時から入れっぱなしの針を抜いたら右腕が軽く感じましたわ!
なんか一日でかなり身軽になっちゃいました!! 明日もリハビリ頑張るぜp(*^-^*)q


1月18日(水)抜糸!!

今日は抜糸完了の日。というのは昨日に半分だけ抜糸をしました。場所が腰とかの稼動部分の場合は、まず半分抜糸して様子をみて翌日に残りを取り除くそうです。幸い、傷口も綺麗にくっついているとのことで完全抜糸に至りました。ちなみにこの糸、絹糸です。当然医療用の絹糸ですが結構太いですよ。1_ぐらいかな。これで完全にすべてのものが体内から離れました。あとはコルセットが外せる日までがんばってリハビリですな。


1月19日(木)マスク?

写真を見ていただきたい!これは何でしょう??決して嘴(クチバシ)ではありませんし彼女も鳥では有りません。・・・マスクなんです・・・ 医療用マスクらしいんですがこれがまた優秀でインフルエンザやサーズのウイルスまでも防御するらしいです。看護士Sさんの協力により撮影できました。細菌兵器にも耐えれるなら家族の分は準備したいって感じですな。o(^ >^)o 俺も欲しいなぁ・・・


1月20日(金)保険・・

今日は20日、休業開始日が昨年の12月23日なんで保険等の締め日を20日にして月単位で保険金の請求をしようと思います。ただでさえ保険金が支給されるまで時間がかかるのに退院してからの請求だといつになることやら・・・ 高額医療制度も使えるので最終的な自己負担額は何百万もかからないでしょうが支給されるまでの間は立替負担として医療費の3割を支払わなければ退院させてもらえないからね。医療費が500万なら150万を退院時に支払うということ。ふつうはすぐにこんな金額出せませんよね。じゃあ、そんな人はどうするか。俺は健康だから関係ないと思ってるあなた!!明日は我が身ですよ!!俺もそう思っていままでやってきたんだから!それでも関係ないと思っているあなた!!あなたの奥さんや身内が大病を患ったらどうしますか??対処できますか??それでも俺は独り身だから関係ないと思ってるあなた!知っといて損をする事はございません。明日から時々、入院してから知り得た「知っといて損はしない、知らなきゃ損する保険講座!ご利用の際は自己責任で!!」をここにて開催します。私自身で調べたものなので間違っていたらごめんなさい。若いあなたもいつ入院するかわかりませんよ!!


1月21日(土)初シャワー!!

手術後10日ぶりにやっとシャワーの許可がおりました。最初の3回はナース様と御一緒に入らなければなりません。何故なら腰を捻ったり曲げたりしてはいけないのでそれの監視と介助のためです。当然ナース様も濡れるので白衣をヌギヌギしていただいて入るのかと思っていましたが残念ながらそんなはずはありませんでした(-.-;)写真のように白衣の上に魚屋さんみたいな前掛け?!と長靴で防備されてました。なんせ腰を曲げれないので椅子に座った状態でコルセットを着け外ししなければなりませんでしたから介助が必要です。ナース様に感謝ですな。まっ、そんなわけで私だけが産まれたままの姿になり少し高めの椅子に座りながらの初シャワーでした。スッキリしました。初湯舟は26日の予定です。


1月22日(日)配膳号!!

今日ご紹介するのは入院患者の強い味方、朝晩問わず一年365日、愚痴一つこぼさずに休む事なく働き続けてくださっている『配膳号』で〜す!!!
僕が勝手に命名したので本名は不明ですが。彼の凄い所は一度に36人分?の食事を運べ、しかも、温かい物は温かく、冷たい物は冷たくときっちり温度管理されている所です。最初は気が付かなかったのですがある時、トレイの左側が温かく、右側が冷たいのに気付きました。そして配膳号を見に行ってみるとなんと写真のようにトレイを真ん中で挟むようにして間仕切りがあり、左が温蔵、右が冷蔵というふうにわかれていました。スープ達は左側、牛乳達は右側です。スゲーぇ!!! ちょっと感動しました。しかも彼は多分バッテリー駆動で配線いらず、自由自在に動き回れ各部屋の前まで看護助手さんに連れられてきます。確かに病院のどこかに『食事は適時・適温で・・・』と書いてありましたわ。私達入院患者は日々、ナース様や彼らに支えられているのね。感謝、感謝!m(__)m
ちなみに後で調べて判ったんですが、彼の定価は294万円でした・・・


1月23日(月)椎間板ヘルニア講座

今日は私の病気、あなたの病気、明日は我が身の椎間板ヘルニア(以下ヘルニア)について少し・・・ まぁ今更ヘルニアを説明する必要はないと思うので省いて、じゃあどうすればヘルニアになるのを少しでも減らせるか。どういう症状があれば危険かを語ります。ヘルニアにならない為には要は腰に負担をかけない事ですな。それはみなさん解ってでしょう。では実生活においてどれぐらい腰に負担がかかっているかですが今日の写真は直立を100とした場合のそれぞれの姿勢における腰にかかる負担度です。見ていただくと解りますが前屈みになるのはかなり腰に負担がかかります。私がしていた仕事は前屈みになり更に重たい物を持つという腰への負担は絶大なものだったという事でヘルニアになっちゃいました。椅子に座ったまま物を拾うなんて以っての外。最悪ですね。事務職の方、要注意ですね。屈まずに膝を曲げて腰を下ろすと負担は減ります。一つ一つの動作に気をつけましょう! 次に危険信号ですが一言でいえば『シビレ』ですね。痛みは安静にしておいたら直る場合がありますが足にシビレが出だしたら赤信号!!ヘルニアが神経を圧迫している証拠です。多いのは足の親指が自力で反らない。指で押す力に抵抗できない。などでやがて足首にきます。そうなるとかなり重傷です。シビレが出るとまず手術ですね。早い目にしないと徐々に神経がやられていきます。腰が痛くてよくつまづく人はもしかしてヘルニアでしらないうちに足が上がらなくなってるかもよ・・・早期発見!早期治療で元気な体になろう!!


1月24日(火)シャワーその2

今日は二回目のシャワーでした。今日の課題は脱衣時にコルセットを外し腰を曲げず伸ばしたまま歩き、椅子に座って洗えるか!というものです。歩いて座るまではいいんですが、いざ頭を洗い出すと写真の様に微妙に前屈みになってしまいました。これではダメですね腰に負担がかかりますから。背筋を真っ直ぐに伸ばさないといけません。もっと注意が必要です。横から見るとお腹が出ているのがよく判ります。改めて見せられると・・・頑張ってダイエットかな。そうそうヘルニア予防に腹筋・背筋を鍛えるのはいいらしい。腰椎への負担が減るらしいから。でも腹筋と背筋のバランスも考えてね。で、背中や手が届かない所は看護師様に洗って頂きました。人に洗ってもらうのは実に気持ちいい!!!極楽な一時でした。
いろいろと看護師様は大変ですね。私の入院している病院の看護師様はみんな優しくて楽しい方ばっかりです。献身的な姿にはホント脱帽ですm(__)m


1月25日(水)街で見掛けた素敵な貴方その1

今日はちょっと思考を変えて街中で見掛けた素敵な物(インパクトあるけど買うかどうかは悩む物)をご紹介します。シリーズ第一号を飾るのは『プリンラテ、チョコバナナ味』でーす。見ていただいたらわかると思いますが、よくコンビニなんかで売っている500_gのパックのジュースで、見たとおりプリンとチョコバナナのジュースなんですが、かなりお互いにかなり濃い・・・
僕は両方好きなんで同時に二つが味わえるなんてお得ぢゃん!!って事で即買いです。
味は・・・そのまんまでした。お互いの味が混ざる事なくしました。僕は美味しい(^Q^) と思いましたがかなり甘いです。ノドを潤すために飲むものじゃないのは確かです。お腹空いてる時ならいいかもね(^_^;)


1月26日(木)初湯舟!!

今日は実に17日ぶりに湯舟につかりました!!! 術後に二回ほどシャワーはありましたが、やっぱり湯舟はいいですね。しかも広いし気持ちよかったです。でも腰を曲げてはいけないことにはかわりありませんから細心の注意を払い、滑らないようにゆっくりと湯舟に向かいました。湯舟に入る時に曲げずに入るのがなかなか難しかったです。入ってしまえばあとは極楽です。これで日常生活には何も支障はなくなりました。 自宅療養中に温泉でも行ってリハビリもできますなo(^-^)o


1月27日(金)非常口!!

もし、今、火事や大地震という災害が起きたとしたら、あなたはそこから安全に避難することが出来ますか??今日は、たまたま某病院の屋上広場で見つけた非常口のリポートです。ここは五階建ての屋上にあり、エレベーターの出入口の真横に広場へ通ずる扉があります。幅約10メートル、奥行き約50メートルの広場で、広場の奥に問題の非常口がありました。そこにはいかにも非常階段がありますよとゆわんばかりの柵があり、『非常口・非常時以外は開放厳禁』と書かれた扉もありました。私は、『エレベーター付近で火事があったらここから逃げるんか・・・』と思いながら扉を見ていると・・・ なんと鍵がかかっているじゃないですか!!! それも南京錠で・・・ もしかして開くんかと思って試しましたが・・・開きません。非常時でも開放でけへんし。これでは避難できないじゃありませんか!! もし今、この瞬間に五階エレベーター付近で火事が起きれば私は逃げる事ができません・・・ましてここの鍵なんて持って来れるはずないし。患者の落下防止かなんかで鍵かけてるんやと思いますがこれでは非常口の意味がない。私は防火管理者の資格を持ってますがこれが消防法等に引っ掛かるかは判りません。でもあかんやろやっぱり(^_^;)
←真実はここだぁ!!!!


1月28日(土)引越し!!

個室生活をエンジョイしていた今日この頃。朝の様
子見に看護師さんが来ていた時にノックの音が聞こえた。それは婦長さんでした。なんでも同じ階の患者さんでインフルエンザになった人がいてて隔離の必要がある為、個室を代わって欲しいとの事。個室生活を満喫していた私には辛い宣告でしたがインフルエンザが広まり院内感染なんかなった日にゃぁ目も当てられません。確かに今はインフルエンザが大流行。うちの子供の小学校でも学級閉鎖寸前です。快適入院ライフがなくなるのは残念ですが婦長の願を快く受け入れしばらくしたら引越しが始まりました。引越し先は6人部屋を4人で使ってる感じで思ったより広々、窓際はいいんですが暑い・・・ これは耐えれるかな・・・ あとは・・・・  まぁ合宿してる感じで残り約二週間、頑張って行きますわ(^0^)/
←これは個室。クリックすると・・・


1月29日(日)謎の部屋!!

今日の写真は今まで謎につつまれていた手術室・・・の入口の扉です。今まで手術室を探しに行って場所はわかっていたんですがなかなか近づき難く、普段は手術室の手前にある扉で一般人はシャットアウトされます。手術の時にはここに来たのですがさすがにいくら僕でも手術の時にカメラは持ち込めませんでした。今回、たまたま治療をする為に禁断の扉を越えることができ、当然・・・激写しました。手術室の扉は鍵がかかっていた為、今回は内部の撮影が出来ませんでしたが一歩近づきました。いつの日か手術室の無影灯を撮影する事を目標に・・・


1月30日(月)入院費!!

もし、あなたが病気や怪我などで入院しなければいけなくなったとき、どのようなことがあなたの身の回りに起きるでしょうか?? まず経済的負担は免れません。残された家族にかかる負担は絶大なものです。働き頭のお父さんなら当然収入は一時的かも知れませんが途絶えます。入院保険等に入っていても大抵すぐには出ません。では、一体、入院ってどれぐらいかかるの??私はそんな疑問を抱き、少し調べてみました。まず、入院も外来の場合と同じように入院基本料という基本料金がかかります。これにプラスして治療の状態に応じ、検査やくすり、手術などの費用が加算されるわけです。今日は入院基本料金について少し説明します。この料金は、医師の診察料や看護師の看護料を含めたサービス全体に対する料金です。入院基本料の料金設定の物差しとなるのが看護配置と平均在院日数です。看護配置は、看護職員一人あたりの患者さんの数です。たとえば、看護配置が3:1とは看護職員1人に入院患者3人、入院患者が30人いる病棟に看護職員は10人ということです。もうひとつの物差しが平均在院日数で、患者さん一人あたりの入院日数の平均です。集中的な治療をして早く退院できるようにすれば、平均在院日数は短くなります。一般病棟の入院基本料は、看護配置と平均在院日数に応じて5段階の料金が決められています。これは大抵、病院の入り口やロビーなどの患者さんの目に付くところに必ず掲示されています。もっとも料金の高い入院基本料Iは、看護配置2:1以上、平均在院日数21日以内という基準を満たさなければなりません。入院基本料T郡1 2:1以上 21日以内 12090円 入院基本料2 2.5:1以上 26日以内 11070円 入院基本料3 3:1以上 28日以内 9390円 入院基本料4 3.5:1以上 28日以内 8420円 入院基本料5 4:1以上 28日以内 7830円になってます。これはどの病院でも必ず患者の見える所に記載されています。ただ、この入院基本料自体にも追加料金があります。たとえば、入院日数が14日以内なら一日あたり4520円 15〜30日なら2070円追加され 180日超なら500円減額になります。 あと、夜間勤務をする看護師の数が基準を満たせば、夜間勤務看護加算が上乗せされます。それに地域による物価の差を考えて大都市の病院には5〜18点の地域加算という料金が追加されます。まだまだ加算される要素はあるはずです。そんなこんなで入院基本料だけで結構高額になります。私の入院している病院で簡単に計算してみるとこの病院は”T郡2”で入院24日目ですので、(11070+4520)×14日+(11070+2070)×10日=349660円です。 健康保険3割負担でも104898円・・・ あくまで最低限の費用なんで。手術もしてる点滴・血液検査・レントゲン・・・ こわっ・・・ もしこれで高額医療制度がつかえなかったら我が家は終わってます・・・


1月31(火)インフルエンザ!!

インフルエンザ警報発令!!
ヤバイです! あちらこちらで騒がれていますが・・・とうとう私の身の回りまで迫ってきました!!
まず、私の子供達の小学校・幼稚園は学級閉鎖が出てきてます。
そしてとうとう私の病院の整形外科の階でもインフルエンザ患者が出ました。一人から二人に増え、今は・・・ 日に日に増えています。
今日も同室のおじいちゃんが38度越えの熱があり朝からインフルエンザの検査。結果はマイナスでしたんでセーフでしたが・・・
外来なんかインフルエンザだらけです。特に小児科はほぼみんなって雰囲気です。
昨晩もインフルエンザで緊急入院があったと聞いています。
もう、どこにも安全な場所はないでしょう。私は出来る限りというかほぼ一日中、寝てるときもマスクを着けています。
あと水分補給と手洗いにうがいですね。
こうなったら自己防衛するしかありませんわ!!


2月1日(水)プチ手術!!

今日はヘルニアの手術の際の不慮の事故で出来た火傷の治りを早くする為に古い皮膚等を削り取って新しい綺麗な皮膚が早く出来るためのプチ手術をしました。
毎日恒例の回診でのガーゼ交換はパスして、回診終了後に処置室で行いました。
ベットに俯せに寝て、とりあえずは麻酔なしで頑張ってみました。ハサミでチョキチョキ古い皮膚を切られて行くのが聞こえました。傷口付近のまだ生きている部分を切られてる時はさすがに痛かった!!
局所麻酔をせずに耐えました。
次に傷口の真ん中辺りを金属の耳かきみたいなのでゴリゴリ削り取られました。これはまぁさっきに比べたら全然マシでした。

約10分ぐらいかな。最後に消毒して薬を塗ってガーゼを貼って出来上がり!!

退院までに治るのを祈りますわ!!
←元の傷。 クリックすると・・・


2月2日(木)今日のお題は先日の続編・・・ 手術室その2です。

僕ら素人には難攻不落の手術室。先日は入り口のドアまででした。今回は・・・手術室の内部・・・の予定でしたが許可が出ませんでしたので一部分だけのご紹介です。
僕の手術室に入ったときの体験を交えてご紹介します。

まずここの手術室ですが、ナースステーションの横奥に先日紹介した手術室の扉があります。その扉は手で開けるのではなく、左下にスイッチがあり足で開けるようになっています。ここは単なる入り口にしかすぎず、入ると手術室のナースに迎えられ、そこからはストレッチャーに乗せられて移動です。
扉をくぐり進んでいくと、奥に手術室が3室あります。手前の部屋では手術の真っ最中でした。確か外科の手術って聞きました・・・ 
僕が入ったのは真中の部屋で、入り口の上には写真の上側のような”手術中”のネオンがありました。
よくドラマなどでも見かけるヤツですね。いかにも手術室って感じです。
いよいよ内部に進入です。
内部は予想以上に殺風景でしたが、まぁ腰の手術なんでこんなモンでしょう。
オシロスコープみたいなやつや、麻酔や酸素のホースに手術道具ですね。今回のヘルニアは内視鏡を使うのでソレもありました。
うつ伏せで手術のためベットがそれようにされており、頭の部分は顔が下になるのでクッション材付きのスプリング台みたいになっていました。
手術時間が4〜5時間もあるので身体の保護のためにあちらこちらにクッションを轢かれました。
手術中は下向きのため、目はうっ血しないようにしっかりとテープかなにかで止められます。
口は麻酔のホースが入ってます。これが抜けると目が覚めてしまうそうです。今回は下向きなので痣になるぐらいビシバシに貼ると聞かされていました。
この身体の準備だけで30分はかかるそうです。 これでも胸の所に痣が残りました。

で、上を見ますと・・・無影灯です。  写真の下側です。ちょっと型古い??
影が出来にくいという優れものらしいです。詳しいことは解りませんが・・・
これを見ると手術室って感じがしますね。

このあとすぐに麻酔を点滴から注入され約20秒程で私の意識は遥か彼方に行ってしまいました。
←クリックすると、少し中身が見れます。一部分ね・・・


2月3日(金)リハビリ!!

今日はリハビリについてです。
最初、ヘルニアの手術が終わってからリハビリがあると聞いた時には、腰の筋力アップが目的だと思っていましたがそれだけではありませんでした。
ヘルニアに押されていた背中の神経がちょうど左足の脛あたりから左足の親指の先までを作用する神経
だったので、痺れが起こり、親指を動かしたり力を入れたりする筋肉が麻痺して動かなくなっていました。いつのまにか親指の自由が利かなくなっていました。
普段の生活では親指なんか動かしませんよね。だから気が付きませんでしたけど、先生に診察の際に見ていただいた時にみてびっくりしました。 ぜんぜん力が入らず先生の押す力に全く抵抗出来ませんでした。その親指を元の動きにまで回復させる為のリハビリもありました。
まず、腰の筋力アップは、腹筋運動が10分、背筋運動が10分です。 腹筋は膝を立てて、肩甲骨を浮かせる程度まであげます。それ以上あげると腰に負担がかかってしまいますからね。でも、これが結構キツイんですよ。10分間連続なんで・・・ やってみて下さい。
背筋は、まず、四つん這いになって、右手を伸ばし、左足も伸ばす、頭を上げ、背筋を伸ばす。適当に手と足を入れ替えます。これも10分間連続で。腕と脹脛が辛いです。
問題は親指です。 全然動きません。 若い女の先生の膝に足をのせて指をコネコネされたのち、頑張って動かそうとしたんですが動かないんですよね・・・  で、脹脛にある親指を動かす筋肉に刺激を与えてみたりしながら頑張っていると日に日に少しずつではありますが動くようになってきました。
今では想像していたよりも動くようになってきたと思います。抵抗する力も少しですがついてきました。
手術前には動くようになるかどうかは解らないし、痺れも無くなるかは保障できないと言われていましたが、ある程度動くようにもなったし、痺れも殆ど無くなりました。
あともう少し、リハビリを頑張って、完全復活を目指します!!


2月4日(土)一時帰宅!!

今日から7日の朝まで病院の休みを利用して試験外泊をします。
試験外泊とは、退院が近くになると試験的に自宅に戻り、退院後の自宅での生活に支障はないか、以前の日常生活に比べてどのような所に支障をきたすかを探しに帰ります。
私の場合ですと、当然腰にはコルセットを巻いたままですし、腰を曲げることはしてはいけません。
と、いうことで我が家を思い出して考えてみますと、まず、リビングですが、我が家はフローリングにフローリング調のホットカーペットを敷いてますので、長時間座っている場合は姿勢に注意しないと腰に負担がかかります。あぐらや横すわりは腰への負担が大きいそうなので出来るだけ控えましょう。椅子に座っているのも腰への負担は大ですので要注意です。寝転がっているのが一番腰への負担は少ないとの事ですので、邪魔者扱いされても耐えて寝転がっておきましょう!!
特に重要視される点は3箇所あり、トイレ・風呂・寝室です。
トイレですが、我が家は洋式ですので特には問題なさそうなんですが便座の高さに注意です。一般的な洋式トイレでは少し低すぎるそうで、高さを何かで調整するか、手すり等で立ったりする際の腰への負担を軽減してやる必要があります。
次に風呂です。風呂は危険です。まず絶対に滑らないこと。あと、椅子です。大抵風呂場にある椅子は高さが2〜30センチです。これでは低すぎます。膝の曲げ角は90度が理想ですのでこれにあわせて椅子を用意しなければいけません。 洗う際にも腰を曲げないように注意が必要です。
あくまでも、コルセットの姿勢が基本になります。
最後に寝室ですが我が家はベットです。理想はベッドなのですがあまり柔らかいマットレスなどは腰に負担をかけてしまいます。寝起きする際に足をベッドサイドに投げ出して横向きで起き上がります。 畳で寝る場合は、ベッドのように足を投げ出せないので膝を曲げて起きあがり正座をします。それから立ちあがるようにします。
この様に、自宅に帰っても注意しなければ行けない点が多々あります。
これも、完治する為、再発防止の為です。
今からランチを食べ、リハビリに行ってから帰宅します。
先月10日以来自宅には帰れませんでしたので26日ぶりの帰宅で〜す。


2月5日(日)クレープ!!

今日は、久しぶりに家族がそろいました。
明後日の朝には病院に帰らなければならないので限られた時間を有効につかおう!!
で、とりあえず、子供たちとクレープを焼くことにしました。
私はケーキなどのお菓子を作るのが趣味の一つでクレープメーカーは12月に購入しました。
思ったよりも簡単に焼けるので楽しく焼いてます。
生クリームにイチゴやバナナ、チョコレートソースをかけたりもします。
ご飯代わりにツナやポテトサラダを巻いても美味しいです。
自分でクレープの生地を作ってもいいですし、ジャスコなどでも粉をミックスしたのを売っていますのでそれならお手軽です。
できばえは・・・ お店のよりゴージャスでおいしいです!
ちなみに、私は、チョコバナナ生クリームですね。
クリックすると焼いている風景が見れます!


2月6日(月)ぶつぶつ!!

今日の写真をよくご覧下さい。
これは何でしょう?? 正解はシュークリームです。
シュークリームの裏側? 底の部分です。
お見舞いで持ってきて頂いたものですが、僕が知る限りのシュークリームの底は円形の平らなものだったんですが・・・
これはぶつぶつ・・・ なんとも言えないぶつぶつでしょ??
シューの焼く機械の形でしょうけどね。
このぶつぶつ加減が触ってみても微妙です。
最初に触った時には鳥肌もんでした。
一瞬、食べる気が失せましたが食べてみるとおいしかったです!!
さすが有名なお店です!
たまにこのぶつぶつに会いたくなるかも・・・
←もっとぶつぶつを見たい人はクリック!!


2月7日(水)ハイドロサイトAD!!

今日は最近テレビでもCMやっているやつで貼りっぱなしで傷が治るというばんそうこうです。
ハイドロサイトADって名前なんですがガーゼの部分に薬がついていて消毒なしで1週間は貼りっぱなしで大丈夫との事。
これにすることでガーゼ交換時に傷を触ったり雑菌に触れることなく集中して傷が回復していくので治りが早いそうです。
私の肩の傷に土曜日から貼っているのですが今まで貼っていた医療用のばんそうこうやガーゼとは違い、今は3ミリから5ミリの厚みになっていて上から触るとムニュムニュした感触で、いかにも培養されている感じです。
ただ、貼りっぱなしなんでそろそろテープの部分が痒くなってきました。
剥がした時にどうなっているかが楽しみですわ!!


2月8日(水)神のお告げ・・・

とうとう明日の退院が決まりました。
先日の試験外泊の結果、特に自宅での生活に支障がないことが判ったので、
予定よりも少し早めの退院になりました。
退院してからは、とりあえず21日に経過を見るために診察がありますがそれ以降は未定です。
あとは自宅にて安静にしてリハビリを続けなければいけません。

今日の写真は屋上広場にあるクジラの滑り台と娘です。
子供達がお見舞いに来てくれるのはいいのですが、やはり子供達に病院は退屈みたいで、よく屋上広場に行って遊んでいました。その際にこのクジラには大変お世話になりました。

あと、入院生活も残り1日です。悔いのないように?!療養します・・・


2月9日(木)退院!!

本日、”退院”でした!!!”でした!”ということで今は自宅です!
34日間の入院生活に終止符をうち、無事、帰宅しました。
人生初入院、初手術を経験しました。
入院生活の詳細は過去のブログを読み返していただければお解かりいただけるでしょう。
無事に退院できたのも、お医者様・看護師様のおかげです。
お見舞いに来ていただいた方々、応援していただいた方々にあと家族。

ちなみに、この日支払った入院費は・・・ 保険適応の三割負担で40万1100円でした。

みなさん、大変お世話になりました!!今後しばらくは自宅療養でリハビリですわ!!